残暑お見舞い、申し上げます。
お盆休みには松江に帰省してまいりました。
日本海側は曇りがちで涼しく
過ごしやすい夏を堪能してきました。
松江といえば
ぼてぼて茶
茶どころとして知られる城下町・松江
どうしてこういうお茶が出来たかということは諸説いろいろあるようです。
元々、奥出雲のたたら製鉄の職人さん達が労働の合間に、立ったまま口に流し込んでいたという説
また、不昧公の時代の非常食だったと言う説
上流階級の茶の湯に対抗して庶民が考え出した、趣味と実益を兼ねた茶法
など。
乾燥した茶の花を入れ、煮出した番茶を丸みのある筒茶碗に注ぎ、
ぼてぼて茶専用の長めの茶筅で泡立てます。
そして、泡立てたお茶の中に、『おこわ、煮豆、きざんだ高野豆腐や漬物』などの具を
少しずつ入れれば出来上がり。
箸を使わず、茶碗の底をトントンたたきながらお茶と共に流し込みます。